腰痛と背骨の関係

腰痛になるにはいろいろな原因があります。痛みが腰にあるので、腰をなんとかしようそこでけ押したり集中的にやってしまいがちです。もちろん痛い部分にも原因はあるのですが、それ以外の場所にあることがけっこうあります。

例えば、腕や足など。その中で今回は「背骨」に関して書いてみます。

「自律神経と背骨」のページで背骨の仕組みについて載せました。

http://seitai358.com/16161485994798

この背骨の中で、特に「胸椎」と呼ばれる部分が腰痛と関係しています。

胸椎は背骨の中でも一番可動範囲の広い背骨です。しかしながら一番固くなりやすい骨でもあります。

その理由として

• 肋骨が付いているため動きが制限されやすい
• 腕を身体の中心から使えないために胸椎を固める使い方を強いられるため
• デスクワークなどで同じ姿勢を続けているため

などが挙げられます。

胸椎は頚椎と腰椎ともつながっていますので、ここが固くなることで首や腰に負担がかかってしまいます。その結果、首痛や腰痛を引き起こすのです。

また、身体の動きの原動力は背骨です。いくら足腰を鍛えても、背骨がうまく動かなければ意味がありません。特に胸椎を緩めておくことがとても大切になってくるのです。

「自律神経と背骨」のページで書いたストレッチングポールを使うのが一番簡単です。また、タオルを横にして肩甲骨あたりに置いて寝ると背骨が反るような形でストレッチされます。

胸椎が緩むことで以下のような改善が見込めます。

• 腰痛の解消
• 首痛の改善
• つまづかなくなる
• 足腰がしっかりする
• 身体が軽くなる
• 姿勢が良くなる

などその他にもたくさんあります。ぜひ意識してみてください。