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新栃木駅 徒歩約15分
立つ、歩くなどの日常動作を行う時、身体を意識する人はほとんどいないかと思います。意識したとしても「筋肉」であり骨を意識することはほとんどありません。
骨の役割は、主に身体を支えることです。筋肉は同じ姿勢を維持したり身体を動かす役割をしています。両方ともに、とても大切な役割を果たしていますが、特に大切なことは「骨の意識」です。
筋肉の意識が強いと常に筋肉に力が入っている状態、つまり緊張状態になってしまいます。一方、骨で身体を支えている意識でいると、最低限の筋力ですむためリラックスしやすい状態になります。
足腰を鍛える代表的な運動は歩く、走る、スクワットなどです。そこで大切になってくるのが歩き方、走り方、スクワットのやり方などの「やり方」です。これを間違ってしまうと、強くなるどころか逆に身体を痛めてしまいます。
誤解しやすいのが、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えてしまうことです。この筋肉はブレーキをかける筋肉です。例えば、歩くときにこの筋肉が使われると進まないように力が働いてしまいます。車で例えるなら、ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるようなものです。
このように、ただやみくもに筋肉を鍛えればよいというものではないことがお分かりになるかと思います。
毎日のように身体は動いてくれています。しかし、ほとんどの人はそれを当たり前のこととして日々を送っています。身体に対しての意識が薄く、どこか痛めて初めて気づきます。
そういった意味では、何か不調が出た時はチャンスでもあるのです。身体のケアといっても特別難しいことをする必要はありません。シンプルな方法として「さする」ことです。
さすることで身体に意識が向きます。そうすることで脳に刺激が入り血流が良くなります。これを全身やることで体調が良くなります。